安国寺(綾部市)

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基本情報

知名度
平均評価


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種類 寺院(臨済宗)
アクセス JR舞鶴線梅迫駅から徒歩15分。綾部駅からあやバス黒谷線で「安国寺前」下車徒歩2分。駐車場あり。
概要 安国寺は京都府綾部市安国寺町にある臨済宗東福寺派の寺院。
993年(正暦四年)の創建で上杉氏の菩提寺だった光福寺が前身。1338年(暦応元年)に足利尊氏が諸国に安国寺の建立を命じた際、丹波国ではこの光福寺を安国寺に改め、1342年(暦応五年)には南禅寺から天庵妙受が開山に招かれた。
室町時代には安国寺筆頭とされ幕府の庇護のもと栄えたが、その後は徐々に衰微。しかし、現在も貴重な文化財が数多く残されており、紅葉の名所としても知られる。
見どころ 山門足利尊氏産湯の井仏殿宝篋印塔
拝観時間 日中
拝観料 境内自由(堂内は志納)。
サイト なし
住所 京都府綾部市安国寺町寺ノ段1

安国寺の見どころ

山門

境内入口の石段を登った先に建つ四脚門。
現存の建物は鐘楼と共に1834年(天保十四年)に再建されたもので、京都府の登録文化財となっている。

足利尊氏産湯の井

上杉氏は祖である上杉重房の代(死没不明。鎌倉時代中期の人)以来丹波国何鹿郡上杉荘(現京都府綾部市上杉町付近)を領地としており、足利尊氏の母である上杉清子は当地で尊氏を出産したという伝承あり、安国寺の境内には産湯に使われたという井戸が残されている。

仏殿

現存の建物は1743年(寛保三年)の再建。
堂内には1341年(暦応四年)に造られた本尊の木造釈迦三尊坐像(重文)や木造地蔵菩薩半跏像(重文)を安置する。

宝篋印塔

開山堂の裏にはそれぞれ、上杉清子(左)、足利尊氏(中央)、赤橋登子(右、尊氏の妻)の墓と伝えられる宝篋印塔がある。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「釈迦牟尼佛」の御朱印、②綾部西国第二十六番「千手観世音菩薩」の御朱印。
貰える場所 境内寺務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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